CHILDREN'S RIGHTS
子どもの権利
子どもを単なる保護される存在ではなく、自分の権利をもつ主体として捉えることから、ユリアメソッドの保育は始まります。
今、この子に必要なのは、急がせることか、待つことか。
「子どもの権利条約」には、無差別の原則、子どもの最善の利益、生存と発達の権利、子どもの意見の尊重という四つの一般原則があります。ユリアメソッドは条約全体の精神を大切にしながら、乳幼児期の日常に直結しやすい条文を重視します。
子どもの最善の利益とは、子どもの要求を何でもそのまま通すことではありません。その子の発達段階や今何が必要かを見極め、その子が無理なく、自分のペースで育てる条件を整えることです。
第3条 子どもの最善の利益
大人の都合で一斉に動かす前に、「本当にこの子の最善の利益になっているか」を問い直します。第6条の「生存と発達」の権利にもつながる視点です。
第12条 意見を表す権利
乳幼児の意見は言葉だけではありません。視線、動き、泣き、拒否、選び取り、近づく・離れるといった行動も意見です。「反抗」や「問題」ではなく、意思や表現として受け止めます。
第31条 休み・遊ぶ権利
遊びは「空いた時間にやるもの」ではなく、発達の中心です。休息も怠けではなく、安心と回復のための大切な権利として保障します。
YURIA METHOD
ユリアメソッドの核 「維持」と「引き出す」
「維持」とは、できるだけ早くできるようにさせるのではなく、その子が取り組む時間と順番を尊重すること。「引き出す」とは、強制的に体験させるのではなく、やってみたいと思える選択肢を増やし、自分に合うものに出会える環境を整えることです。この二つのバランスを大切にします。
『ユリアメソッドワークブック』第1章「子どもの権利条約とユリアメソッド」の表現と考え方を、ウェブサイト向けに要約して構成しています。
