現場から始める
ヒアリングと現場検証で、園の目標・課題・現在地を共有します。
ユリアメソッドの導入は、研修を受けて終わるものではありません。ヒアリングと現場検証から始まり、基礎・実践・応用、環境計画、最終レビューまで。園の日常に入りながら、「させる保育」から「ささえる保育」へ実践を組み立て直します。
準備から認定・公表まで
最大6ヶ月を目安に伴走
導入パッケージの最大合計目安
実践とレビューを経て認定へ
導入の最初に行うのは、研修ではなくヒアリングと現場検証です。目標や計画を確認しながら、子どもの状態、保育者の状態、保育室の状態、地域特性など、いまの園を具体的に見ます。
そのうえで基礎研修・実践研修へ進み、保育環境計画をつくり、職員同士で合議し、実際の施策を決めていきます。
ヒアリングと現場検証で、園の目標・課題・現在地を共有します。
基礎研修2モジュール、実践研修3モジュールを軸に、共通理解をつくります。
保育環境計画をつくり、職員同士で合議し、園として取り組む施策を決めます。
質疑応答と最終レビューを通して、日常の保育を振り返り、認定へ進みます。
園の状況に合わせながら、準備 → 基礎 → 実践 → 応用 → 認定・公表へ。研修と現場実践を往復しながら進めます。
導入パッケージでは、1〜6ヶ月の中で準備・基礎・実践・応用・認定を段階的に配置。会議、研修、計画、合議、質疑応答、ヒアリング、現場検証、レビューなどを合わせて、最大30時間を目安としています。
※実施時期・内容は園の状況に応じて調整します。E-Learningは現在準備中です。
導入支援では、保育のやり方を外から一方的に決めるのではなく、園の「あたりまえ」を一緒に問い直します。忙しさの中で「何をすること」が目的になっていないかを確認し、子どもの姿から保育を組み立て直します。
子どもの権利条約を土台に、「発達・環境・連携・教育」の4つの視点を、園の日常の具体的な場面へ落とし込みます。
発達の内容と順序を理解し、目の前の子どもが今どこにいて、次に何へ向かおうとしているのかを見ます。
子どもが自分の力で発達に取り組めるよう、空間、時間、素材、生活の流れを発達に合わせて整えます。
特定の保育者だけで抱えず、保育者同士が連携し、クラス全体・園全体で子どもの発達を支えます。
保育を単なる預かりではなく、養護と教育を一体的に行う営みとして捉え、生活や遊びの中にある学びを見ます。
特別な活動ではなく、待つ時間、失敗の扱い方、言葉掛けの選び方、環境の整え方に保育の質は現れます。子どもが主体的に動いているか、子ども同士の関わりが生まれているか、保育者が前に出すぎていないかを、チームで問い続けます。
できた・できなかっただけでなく、その行動の背景にある意図や発達の意味を読み取ります。
見守ることは何もしないことではありません。必要以上に介入せず、支えるタイミングをチームで考えます。
一人の経験や感覚だけに頼らず、発達・環境・連携・教育の視点で保育を共有します。
「まずよく見る」「発達に合う環境を整える」「チームで子どもを支える」。学びが日常の保育にどうつながったのか、2つの導入園の声をご紹介します。

「一人ひとりを大切にする保育に改めて向き合い、自分の保育を見つめ直すきっかけになりました。」
一人ひとりを大切にする保育に改めて向き合い、自分の保育を見つめ直すきっかけになったと話す有馬先生。食事・排泄・午睡などの日常生活の見直し、子どもの意見や思いを受け止めた環境づくり、職員同士の連携、そして保育の仕事の魅力について伺いました。
一人ひとりを大切にする保育、一人ひとりを丁寧に見る保育ということに、改めて向き合えて、自分の保育を見つめ直すきっかけになりました。
ずっと集団を見ていく一斉保育をしていた中で、私自身は一人ひとりを大切に見てきた、見ていきたいという気持ちで向き合っていましたが、もっとさらに深く、一人ひとりを見つめていくという方法があるんだなと実感しました。
特に低年齢児さんですと、やはり食事、排泄、午睡、いろいろな生活のシーンの中で、関わり一つによって、じっくり丁寧に見ることができる保育環境をつくることができるなと思いました。
幼児さんも同じなんですけれども、行事があって日々の保育があるのではなくて、もちろん毎日、月曜から金曜日まで一日長い時間、園に来ている園児たちが、より充実した時間を過ごすには、どういったところを見てあげると、この子が園での生活を楽しく過ごせるかな、という部分で見つめ直すことができました。
子どもの意見、思いを拾って、それを実現させてあげたり、子どもの意見を受けて、その環境を整えてあげるという部分です。
今、私自身はクラス担任は持ってはいないですけれども、それを担任の保育者と今一緒に話し合いながら、
「子どもたちがこういう思いを持って、保育者に伝えてきた。じゃあ、ここは叶えてあげたい」
というふうに、環境を変える一つにもなっているかなと思います。
改めて保育について、保育者同士がどう考えているかというのを話すと、みんな子どもファーストで考えているのは同じなんですけれども、アプローチの仕方も、もちろん十人十色あっていいなとは思うんですけれども、やはり同じ思い、同じ方向を向きながら理解し合って、共有していく、連携の難しさに、今はその難しさを感じています。
子ども一人ひとりを丁寧に見ようと意識することができて、本当に、子どもの無限に広がるすごさというか、発想の素晴らしさ、大人の概念を超えてくる日々の変化に、すごく保育者としてのこの仕事の魅力を改めて感じることができました。

「職員の連携を重点的に見つめ直しました。」
ユリアメソッドを導入し、職員がそれぞれの保育観を共有しながら、子どもの発達を理解し、よりよい関わり方を一緒に考えて実行するきっかけになったと話す池田先生。職員の連携、食事・排泄・午睡の流れ、異年齢活動など、現場で実際に進めている変化を伺いました。
職員がそれぞれの保育観を共有しながら、子ども一人ひとりと丁寧に関わる保育をしていくために子どもの発達について理解をし、どのようにしていったらよいか一緒に考え、実行するきっかけになりました。
環境設定の見直しもしましたが、特に職員の連携を重点的に見つめ直しました。どの職員が対応しても、子どもが安心して過ごせるよう同じ生活のリズムが保たれることと、子ども一人ひとりの声を大切にすることを大切に考えています。
食事、排泄、午睡の一連の流れの中で、職員間の連携を工夫しています。排泄の場面でも保育者と子どもの間のコミュニケーションの時間を確保し、子どもが安心して午睡に向かえるよう配慮しています。特に、食事を担当する職員が排泄への誘導タイミングを意識的に調整することで、全体としてゆったりとした時間の流れが生まれるようにしています。
担任から異年齢活動への提案があり、0歳児と1歳児が一緒に過ごす時間を増やす試みを始めました。当初は、1歳児が関わり方を模索し、0歳児が不安になるなど、活動を充分に楽しむ余裕がありませんでした。現在は、午睡明けの短い時間から始めるなど段階的に進めています。
異年齢の子どもたちが自然と一緒に楽しみ、互いに模倣し合うような環境をつくることが、今後の課題だと考えています。
主任や担任を含む多くの職員が一緒に研修に参加し、段階を踏んで研修が進む中で、職員の団結力が高まり、自分たちのクラスをより良くするための共通の軸を持つことができました。
特に印象的だったのは、ジャック先生が全職員に問いかけをしてくださり、互いの知らなかった保育観を共有する時間が生まれたことです。職員が主体的に問いを考え、対話する中で、改めて「保育の楽しさ」を再認識することができました。
また、研修に参加できなかった職員に対しても、ユリアメソッドの内容を伝える機会を設け、職員がアウトプットすることでより深い理解へつながっています。
導入過程を終え、最終レビューに合格すると、「ユリアメソッド認定園」として認定されます。
認定された園は、協会ウェブサイトの「認定園」ページに掲載。 園名・所在地とともに、ユリアメソッドを実践する園として紹介されます。
認定後は、認定証の発行・認定園プレートの寄贈に加え、3年に一度の認定レビューと認定研修を通して、日常の保育を継続して振り返ります。
将来、このプレートが「保護者が認定園を探すときの目印」になっていくことを目指しています。
現在の認定園を見る →
研修、環境づくり、園内での実践を積み重ねる。
導入過程を振り返り、認定基準に沿って確認する。
合格後、認定園として登録され、サイトの「認定園」に掲載。
こうした共通理解と連携の積み重ねが、職員が相談しやすく、一人で抱え込みにくい職場づくりにつながることを目指します。離職率や職場満足度への影響は、園の状況により異なります。
最大6か月を目安に、園の日常の実践に伴走します。
導入前相談から研修、実践支援、振り返りまで。
園会員は年会費20,000円(税別)。導入支援を利用する場合、会員価格との差が大きいため、園会員制度もあわせてご確認ください。
園会員のメリットを見る →園の今の保育、困っていること、変えていきたい日常をうかがい、どのように「ささえる保育」へつなげられるかをご案内します。
お問い合わせ内容の冒頭に「ユリアメソッド導入相談」とご記入ください。